香港恒基兆業の子会社である香港中華煤気有限公司が河南省の炭層メタンガス開発を進めている。

　香港中華煤気は1年前から、炭層メタンガス・石炭一体化採掘事業並びに石炭化学工業パークに関して、河南省煤層気開発利用有限公司との提携を進めており、事業は具体的な実施段階に入りつつある。また、河南省政府もこのプロジェクトに対して支援を続けている。

　香港中華煤気は中国ですでに85社の合弁会社を設けているが、河南省での事業は今回が初めてになる。なお、香港恒基兆業は不動産、金融、エネルギー分野に力を入れており、エネルギー分野では香港中華煤気が中心となって新型クリーン・エネルギーの開発を進めている。

　（河南日報 4月14日）