インド電力電子製造業協会は先頃、インドの発電所の電力設備需要は極めて大きく、中国の電力設備輸出はインドのメーカーにとって脅威ではないと表明した。

　インド政府は2012年までに電力供給を7,800万kW増やすと確定しているが、インド最大の電力設備メーカーである国営のバーラト重電公社はすでに受注が満杯であり、中国の電力設備企業にとってはインドの市場に参入する絶好のチャンスである。

　インド電力電子製造業協会によると。中国の電力設備はバーラトの同種製品に比べ10〜20％安く、納期も短い。この数年、東方電気、上海電気、ハルビン電力等の企業が、ボイラー、タービンや発電機等の分野で大量に受注している。

　(中国国家発展改革委員会能源局ウェブサイト 8月31日)