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【新エネルギー】

BPが成都市でソフトバイオマス燃料事業 (08/09/12)
2008/9/15
中国【新エネルギー】

 成都市●県招商局の11日発表によると、BP中国投資公司は●県と契約書に調印し、成都現代工業港南片区において●県のソフトバイオマスを利用する顆粒燃料生産事業を展開することになった。

 このプロジェクトは総投資額290万ドル、●県の産出量の3分の1に当たる5〜6万トンのソフトバイオマスを利用して、年産3万トンのクリーン燃料を生産する。ソフトバイオマスを細断、乾燥、圧縮して、長さ3〜4cm、直径0.8cmの顆粒状の燃料にする。BPはこの技術をインドで開発し、インドでは農家100万戸に普及が進んでいる。

 BPは●県での事業を成功させた上で、成都周辺でも生産ラインを建設するよう計画している。

 ●県招商局の何陽副局長は、同事業によって農村のソフトバイオマスの燃焼が抑えられ、大気汚染の減少に大きな効果があるだけでなく、農民の燃料費の支出の大幅な引き下げにつながると指摘する。ソフトバイオマス顆粒燃料の燃焼により発生する二酸化硫黄分は石炭のわずか5分の1であり、天然ガスの普及していない地方では、ソフトバイオマス顆粒燃料は便利なクリーン燃料になるだろう。

 BPのプロジェクトは、今後の四川省の植物エネルギー市場を開拓する上で重要な意義を有している。

 (華西都市報 9月12日)

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