1. HOME
  2. 中国 【新エネルギー】

中国
【新エネルギー】

中国が世界第3位のエタノール燃料生産国に (07/09/19)
2007/11/22
中国【新エネルギー】

世界のエタノール燃料生産量の約90%を米国とブラジルが占めている。米国は1978年以来、バイオエタノール企業に補助金を交付してきた。ブラジルのエタノール消費量は全国自動車用燃料の43%を占めている。石油価格高騰に伴い、ブラジルのエタノール輸出は急増し、2005年には24.3億リットルに達した。2010年には80億リットルに拡大する見込みである。

 中国はすでに世界第3位のエタノール生産国になっている。全国のエタノール燃料総生産量は102万トンであるが、ガソリン消費量の増加に伴い、現在のエタノール燃料生産能力では試験実施地区の需要を賄うことすら出来ない。

 インドは世界第2位の製糖大国であり、2002年からバイオ燃料の開発を開始した。2003年にインド政府は一部の州の精油所に対し燃料の中に5%のエタノールを混合するよう求めた。エネルギー不足に悩むインドは原油の70%を輸入に依存する現状を改めるべく、この数年、エタノール生産量が年々倍増している。

 (中国鉱業網 9月19日)