ロシアのルクオイルは2006年から2007年にかけ4億ドルを投じてウズベキスタンのカンディム・ハウザク・シャディガス田の開発を進めている。専門家の予測によると、同プロジェクトの投資額は将来的に20億ドル超になるだろう。

　ルクオイルは2006年6月以来、ウズベキスタンと調印した契約期間35年の生産物分与契約に基づき、ハウザク鉱区の開発を進めるとともに、ウズベキスタン西北部のコングレード鉱区でも深度135kmの地震探査を行っている。

　カンディムガス田の本格的採掘は今年末から開始され、天然ガス年間採掘量は最大100億m3、総採掘量は2,000億m3になると見込まれている。計画では、ガス井150坑を掘削し、1,500kmのガスパイプラインを敷設する。また、増圧ステーション2ヵ所、高電圧送変電線、沿線の鉄道や道路等のインフラや大型天然ガス処理施設も建設することになる。

　(中国油気管道網 9月28日)