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【新エネルギー】

黒龍江省で甘コーリャンを原料に年産50万トンのエタノール生産 (09/05/27)
2009/5/27
中国【新エネルギー】

 甘コーリャンの茎・ワラを原料に年50万トンのエタノールを生産する「甘コーリャン・グリーン・エネルギー生産基地」が黒龍江省で建設される。

 このプロジェクトは、黒龍江東南亜投資管理有限責任公司が、東北農業大学からの技術サポートを得て、2.4億元を投じて建設する。

 甘コーリャンは通常のコーリャンの変種であり、干害、冠水、塩性土壌、アルカリ土壌に強く、適応力に優れる。生産量が大きく、糖分含有量が高い。「再生可能エネルギー第11次5ヵ年規画」の中では、甘コーリャンはバイオ液体燃料の原料として筆頭に挙げられている。甘コーリャンによるエタノール生産は効率が高く、1畝(ムー)、1日につき合成される炭水化物から生産可能なエタノールは、トウモロコシだと1リットル、小麦だと0.5リットル、食糧用コーリャンだと0.6リットルであるのに対し、甘コーリャンの場合は3.2リットルに上る。環境保護の面でも優れており、自動車の一酸化炭素平均排出量を60%以上削減することが出来る。

 黒龍江省の同プロジェクトでは、塩性土壌、アルカリ土壌を甘コーリャンの生産基地に変え、加工エリアをハルビン・大慶・チチハル工業コリドーの大慶経済区に建設し、肇東、大慶、チチハルに3つの戦略基地を設けることになる。経済効果は6県・1市に及び、近隣農民1万世帯の貧困脱却を促進することになる。

 (中国黒龍江網 5月27日)