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【電力】

中国5大発電集団が次々とIGCC発電事業を計画 SNG事業参入も活発に (09/11/26)
2009/11/27
中国【電力】

 クリーン・コール利用が高まりを示す中、中国5大発電集団(華電・大唐・中電投・国電・華能)はIGCC事業の計画を進めている。

 また、中国国内でSNG(代替天然ガス)事業が次々と立ち上げられているが、神華集団、中国海洋石油総公司(CNOOC)、広匯等の企業だけでなく、電力公司によるSNG事業への投資も活発になっている。

 例えば、大唐国際は内蒙古自治区の克什克騰旗と遼寧省の阜新市においてそれぞれ年産40億m3のSNG事業を進めている。投資額は各250億元前後になる。華銀電力は内蒙古オルドスと伊金霍洛旗の各年産18億m3のSNGモデル事業に総額174億元を出資する。

 電力公司や石油公司は、SNG事業に参入する中で、いずれも大規模な炭鉱区を獲得しており、これら企業は石炭上流事業開発の姿勢を示している。

 (中国証券報 11月26日)