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キルギス、低価格を理由にロシアへの電力輸出を一時停止 (07/10/19)
2007/10/19
アジア【電力】

 キルギスの報道によると、キルギス配電会社は対露電力輸出を一時停止すると発表した。理由はロシア側の買入価格が1kWh当たり0.6セントとあまりにも低すぎるからであり、カザフスタン向けの価格1セントをも下回っている。キルギスは再三値上げを要求したが、ロシア側は明確な回答をせず、キルギスは止むを得ず今回の措置に踏み切った。

 なお、キルギスの安価な水力発電による電力は重要な輸出品目となっている。

 キルギスの2007年の総発電量は150億kWhに達し、うち25億kWhが輸出用となる見通しである。2008年は地球温暖化の影響でキルギスの貯水量が減少するため、電力輸出も低下すると見られる。

 (中国商務部ウェブサイト 10月19日)