江西省の三清山、九連山、井崗山の3つのエリアで、自動車用バイオディーゼルに精製できるエネルギー植物60余種が発見された。江西省林業部門と中山大学が共同で江西省の非穀物系エネルギー植物の調査を行い、状況を明らかにした。

　中山大学の廖文波教授によると、中国には開発価値のある植物が約4,000種、非穀物系ディーゼルのエネルギー植物が1,000種余りがあり、うち含油率30％超が600種になる。中山大学は江西省の3つのエリアで非穀物系ディーゼルのエネルギー植物調査と種子の収集を行い、60余種のエネルギー植物を発見、うち含油率30％超のものは9種類であった。

　江西省林木バイオマスエネルギー管理弁公室と中山大学は、非穀物系ディーゼルのエネルギー植物調査、収集、保存の研究で協力を展開し、今後2年以内に全省のエネルギー植物の調査と評価を完了する計画。江西省のエネルギー植物の資源状況と開発と利用の可能性について解明し、エネルギー植物の含油量の検査やエネルギー植物の保存、研究、利用のために科学的基盤を備える。

（中国新聞網 9月6日）