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【新エネルギー】

広州に今後5年間で8万本のEV充電ポスト (10/11/08)
2010/11/9
中国【新エネルギー】

 広州市政府と広東電網は7日、《電気自動車充電施設の建設加速に関する戦略枠組協定》を締結した。広州市は2010〜2012年に各種省エネ型自動車及び新エネルギー自動車2,600台の普及を進める計画であり、うち800台が電気自動車になる。協定調印式に出席した万慶良広州市長は式辞の中で、広州市は国家級新エネルギー自動車産業基地並びに国家新エネルギー自動車応用モデル中心都市の建設に努力すると表明した。

 広州供電局がまとめた《広州市2010−2015年電気自動車充電施設計画》によると、広州市は2015年にはバス用充電ステーション61ヵ所(普通充電ステーション38、急速充電ステーション23)、公共充電ステーション54ヵ所(いずれも急速充電)、普通充電ポスト80,110本(バス用普通充電ポストを含まない)を建設し、電気自動車用充電施設のネットワークを構築し、バス、タクシー、公用車や自家用車などの電気自動車の普及に対応する。

 広州供電局のまとめた《中新広州知識城電気自動車充電施設基本計画案》と《中新広州知識城スマートグリッドモデル区計画案》はすでに専門家の審査にパスしたが、その中でも、9ヵ所の急速充電ステーションが中新広州知識城の土地利用計画に盛り込まれている。

 また、広東省初のバス用充電ステーションである広州亜運城EV充電ステーションは11月7日に運用を開始した。同ステーションは、直流充電ポスト1台と交流充電ポスト2台を備え、24時間の充電サービスを行う。

 (信息時報 11月8日)