1. HOME
  2. 中国 【省エネ・環境】

中国
【省エネ・環境】

第11次5ヵ年規画期に中国の火力発電のキロワット時当たり石炭消費が10%低下 (11/09/28)
2011/10/12
中国【省エネ・環境】

 国家発展改革委員会が9月27日に発表したデータによると、第11次5ヵ年規画期に中国は累計14.6億トンのCO2を減らし、SO2排出量を14.29%、化学的酸素要求量(COD)を12.45%減らした。

 電力や鉄鋼は省エネ・排出削減の重点産業である。構造の最適化と技術の進歩により、これら産業は高汚染、エネルギー多消費企業の淘汰を加速し、エネルギー利用効率が高く低排出の工業プラントを新規建設して、省エネ・排出削減に著しい成果を上げた。

 第11次5ヵ年規画期に中国の火力発電の石炭消費は370g/kWh(標準炭換算)から333g/kWhへと10%下がった。また製鋼1トン当たりの総合エネルギー消費は694kgから605kgへと12.8%下がった。セメントの総合エネルギー消費は24.6%、エチレンは11.6%、合成アンモニアは14.3%下がり、エネルギー利用効率は大幅に上昇した。

 (発展改革委員会ウェブサイト 9月28日)