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中国
【新エネルギー】

中国は第12次5ヵ年規画期に風力発電など再生可能エネルギー開発を加速 (11/12/02)
2011/12/9
中国【新エネルギー】

 中国の風力資源は豊かであるが、風力発電の開発程度はまだまだ低く、今後の開発ポテンシャルは極めて大きい。中国は第12次5ヵ年規画期に風力発電等の再生可能エネルギー開発を一層加速する。2015年には風力発電設備容量は1億kWに達すると予想される。風力発電の発電量は全国総発電量の3%以上を占めることだろう。

 国家電力監管委員会の史玉波副主席は12月2日、《風力発電安全監督管理報告》発表会において、中国の風力発電産業は国のエネルギー政策に強力に推進される形で急速な発展を遂げていると述べた。2011年8月末時点で系統連系を行っている風力発電所は全国で486ヵ所、設備容量は3,924万kWに達している。風力発電の急速な発展は、中国のエネルギー供給の増加やエネルギー構造調整、生態系保護に対してますます重要な役割を発揮しつつある。

 《風力発電安全監督管理報告》によると、中国の風力発電設備容量は第11次5ヵ年規画期に5年連続で倍増を実現し、中国の風力発電設備規模は世界一になった。しかし、風力発電産業の急速な発展に伴い、昨年下期から今年上期にかけ、風力発電ユニットのオフグリッドや故障などの事故が増加傾向を示している。これに対し、国家電力監管委員会は風力発電の安全と安定を確保するために一連の監督管理措置を展開し、事故の調査と処理を厳粛に進めるとともに、風力発電の系統連系運転の安全監督管理を強化し、管理制度や技術規範等を完備して、風力発電の安全で健全な発展を促進している。

 (中国新聞網 12月2日)