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【新エネルギー】

ソーラー企業が迎える新エネルギー市場拡大のチャンス (11/12/20)
2012/1/4
中国【新エネルギー】

 国家能源局は先般一連の再生可能エネルギー第12次5ヵ年規画目標を発表した。国家能源局の劉副局長は、国家能源局が第12次5ヵ年規画期に風力発電に年度開発計画管理を適用し、風力発電の秩序ある開発を保証すると表明した。また、太陽光発電助成政策を完備し、分散型太陽光発電の応用を支援するとした。業界筋の予測によると、中国の太陽光発電企業は新エネルギー市場の拡大という新たなチャンスを迎えるかもしれない。

 12月19日、中国社会科学院工業経済研究所は2012年《産業青書》を発表し、その中で、中国の風力発電産業はすでに大規模開発段階に進んでおり、太陽光発電産業の市場も大規模に開かれ、中国の電力事業の発展において低炭素が必然の道になると指摘した。

 また、同報告書によると、第12次5ヵ年規画の風力発電計画設備容量は1億kW、長期的には2020年の計画目標は1.8億kWである。2010年末の総設備容量は4,400万kWに達し。2011〜2015年の新規設備の任務は5,600万kW、2011〜2020年は1.36億kWである。

 アナリストの予測によると、中国は国内太陽光発電市場の設備容量目標を上方修正したものの、産業は需要の鈍化と供給過剰により、産業全体が依然として不振である。しかし、今後の産業の統廃合の完了と国内市場が徐々に開けることで、産業は第二次高度成長を迎えるだろう。太陽光発電産業の急速な回復に伴い、メーカーの生産能力拡大が続くことになる。

 (中国新聞網 12月20日)