国家電網公司が2月21日に発表した2011年社会責任報告によると、同公司は2012年にスマートグリッドの建設を加速し、電力グリッドに3,000億元超を投資する。

　送電線への投資も大幅に増やし、110kV以上の送電線5.7万キロが稼動する見通しである。

　また、国家電網公司は都市の年間世帯当たりの平均停電時間を1時間減らし、農村については5時間以上減らす。電力未利用世帯9.6万戸の電力利用問題を解決するともに、公司経営の透明度を高める。

　国家電網公司は向こう5年間で資産規模を一層拡大する。第12次5ヵ年規画期の投資は1.7兆元を超え、資産総額は3.1兆元、営業収入は2.3兆元を上回る見通しである。

　（21世紀経済報道 2月22日）