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【省エネ・環境】

社会科学院の気候変動対応法案建議書に発改委と環保部が肯定的評価 (12/03/12)
2012/3/22
中国【省エネ・環境】

 一本の法律をめぐって、異なる機関の複数の専門家チームが同時に起草作業を進めている。これは中国では初めてのケースになる。気候変動対応法がその法律である。3月10日、中国社会科学院の王家福教授等の法学者が参加する気候変動対応法案専門家建議書についての各界への意見募集が開始された。国家発展改革委員会と環境保護部の関係責任者はこの法案に対し、十分に肯定的な評価を与えている。

 中国政府は積極的に気候変動に対応する過程において、関連する立法化の始動を重要な作業として位置付けている。国家発展改革委員会の関係責任者は、3月10日に開かれた会議において、関連する気候変動立法が発展改革委員会の2010〜2012年の重点立法化事業の一つに盛り込まれていると表明した。2011年3月5日、国家発展改革委員会はそのオフィシャルサイトにおいて、社会各界に対し幅広く立法意見と提言を募集した。

 中国社会科学院は早くも2010年11月に気候変動対応法案の起草を開始し、大量の調査研究と広範囲の意見募集を行った上で、社会科学院版の気候変動対応法案専門家建議書を完成した。3月10日、社会科学院の関係する立法専門家は天津に来て、起草した法案について、天津炭素排出権取引所などの関係企業や弁護士など社会各界からの提言と意見を聴取した。

 国家発展改革委員会及び環境保護部の関係責任者は社会科学院版の気候変動対応法案に対して、十分に肯定的な評価を与えている。社会科学院の関係する法律専門家によると、彼等は各界へさらなる意見を求め、広範な意見募集と追加修正を行った上で、専門家建議書を関係立法部門に提出して、国家レベルでの関連立法始動の参考に供することになる。

 (法制日報 3月12日)