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【原子力】

海南省昌江原子力発電所が2015年に稼動へ (12/08/06)
2012/8/6
中国【原子力】

 中核集団と中核建設集団は先般、海南原子力発電所1号機と2号機のニュークリアアイランド取り付け契約を結び、工事は取り付け段階に進んだ。同事業は累計81.09億元の投資を完了している。

 海南昌江原子力発電事業は2010年4月に国から認可された。第二世代改良型原子力発電技術を採用し、泰山原子力発電所第2期を参考にしている。昌江原子力発電事業は中国核工業集団公司と中国華能集団が共同で出資して建設を進めている。昌江リー族(黎族)自治県海尾鎮塘興村に立地し、大型原子力発電ユニット4基を収容できる。第1期は65万kWの加圧水型炉2基を建設し、総投資額は約190億元。1号機は2010年4月に着工された。2014年末には系統連系発電を開始する計画。2号機は2010年11月に着工され、2015年に商業運転を開始する計画である。

 2015年に2基のユニットがいずれも商業運転を開始すると、年間の発電量は90億kWhになる。1世帯の月間電力消費を300kWhとして計算すると、280万世帯の月々の生活用電力を賄うことが出来る。

 (中国投資諮詢網 8月6日)