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【原子力】

原子力発電が中国電力投資集団のクリーン・エネルギー戦略の重要な構成要素に (13/08/07)
2013/8/7
中国【原子力】

 中国電力投資集団の8月7日のプレス発表によると、同社のクリーン・エネルギー戦略において原子力発電開発は重要な構成要素になっている。

 中国の5大発電集団の中で原子力発電所建設の資格を有するのは中国電力投資集団だけである。中国電力投資集団が半数の株式を有する運転中の原子力発電所は112万kW、過半数又は半数の株式を有する建設中の原子力発電所は586万kW、出資する運転中の原子力発電所は108万kW、同じく建設中が103万kWになる。中国電力投資集団は現在、中広核集団とイーブンの出資で紅沿河原子力発電所の投資と経営を行っており、また、建設中の山東省海陽原子力発電所を経営支配している。

 2012年末時点で中国電力投資集団の電力設備容量は8,000万kWに達し、その中でクリーン・エネルギーの割合は31.04%に上る。同社の戦略計画によると、クリーン・エネルギーの比率は2015年には40%、2020年には50%に達する。

 (中国電力網 8月7日)