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中国
【新エネルギー】

中粮集団が広西にバイオエネルギー基地建設計画 (2007/12/26)
2007/12/26
中国【新エネルギー】

 広西地区の地質と気候はバイオエネルギー作物の栽培に適している。そのため、中粮集団はこの地にバイオマスエネルギー基地と農産物加工基地を建設することを計画している。

 中粮集団は先頃、広西自治区政府との間で長期戦略協力基本合意文書に調印した。中粮集団は今後5年間、広西で100〜120億元を投じて、バイオマスエネルギー事業、農産物加工業、不動産業等を展開する。これらの業務はそれぞれ、中粮集団傘下の中国粮油、中国食品、中粮地産が行う。

 広西は亜熱帯にあり、水、光、温度等の条件は、キャッサバ、サトウキビ等のバイオマスエネルギーや特色ある農業に適している。広西地区のキャッサバの作付面積は広大であり、生産量も大きい。コスト面でも優れている。広西地区のキャッサバの買付価格は1トン450元で、他の地区のエタノール原料価格の3分の1である。

 中粮集団広西北海エタノール燃料プロジェクトは年産40万トンの規模になり、2期に分けて建設される。年産20万トンの第1期は12月22日に操業を開始した。投資額は7.57億元に上る。

 (中国石化新聞網 12月26日)