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《北京技術イノベーション行動計画(2014〜2017年)》が発表された。この計画はイノベーションが駆動する発展構造を形成し、中国のイノベーション体系の建設に寄与することを目指すが、その中でスモッグ対策を焦点とする「首都藍天行動」は最初の重要専門プロジェクトとして位置づけられる。
北京市は「首都藍天行動」において、大気汚染の成因と予報・警報の研究、エネルギーのクリーンで効率的な利用、新エネルギー車とクリーン・エネルギー車の普及、重点汚染源の汚染防止技術の研究並びに実証等に重点を置くことになる。
計画によると、2015年までに大気汚染の成因及び飛来の規則性の研究において段階的な成果を上げ、新エネルギー車及びクリーン・エネルギー車7万台を普及させ、約6,000万m3のバイオガス生産能力を形成する。
さらに、2017年までに高精度の汚染排出源リストをまとめ、重汚染天候の予報の精度を高め、新エネルギー車及びクリーン・エネルギー車20万台の普及を進め、約2億m3のバイオガス生産能力を形成する。また、市内の重点工業の揮発性有機物の排出量を2012年比で50%前後削減する。
大気汚染の成因については、北京市環境保護局が中心になって研究を進める。第1に、PM2.5の成因、飛来の規則性、排出源の解析、排出源リストの研究を進めるとともに、大気中のアンモニア排出の現状及び発生源の分析や微小粒子状物質が健康に及ぼす影響についても研究する。第2に、大気重汚染の監視制御及び予報・警報の技術体系の研究、監視計測装置の開発、予報・警報の能力と水準の向上を進める。第3に、地域的な大気汚染共同予防の確立に寄与する技術体系について研究する。
(人民日報海外版 5月7日)