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【省エネ・環境】

北京・天津・河北の大気環境が再び悪化 (14/08/20)
2014/8/21
中国【省エネ・環境】

 8月19日、環境保護部は7月期の重点区域及び74都市の大気環境状況を発表した。74都市の大気環境基準達成日の比率は平均73.1%で、前の月に比べ比率が上昇した。但し、北京・天津・河北区域の13都市の基準達成日の比率は平均42.6%で、74都市の平均を30.5ポイントも下回り、昨年同期に比べ大気環境はやや悪化している。

 7月期の大気環境ワースト10の都市は、唐山、ケイ台、石家荘、保定、済南、北京、邯鄲、天津、廊坊、衡水であり、北京・天津・河北地区が9都市を占めた。

 環境保護部の関係責任者によると、7月期の74都市の大気環境基準達成日の平均比率は昨年同月の80.5%から7.4ポイント下がって73.1%になった。軽度汚染日の比率は20.4%、中度汚染は5.4%、重度汚染は1.1%であり、厳重汚染の発生日はなかった。北京・天津・河北地区、長江デルタ地区、珠江デルタ地区の大気環境はいずれもやや悪化した。北京・天津・河北地区の13都市の基準達成日の平均比率は昨年同月の48.6%から6.0ポイント下がって42.6%になった。6項目の観測指標の中で、PM2.5濃度は10.1%、PM10は1.7%上昇した。前の月と比べた場合、北京・天津・河北地区13都市の基準達成日平均比率は48.5%から5.9ポイント下がって42.6%になり、PM2.5濃度は22.6%、PM10濃度は13.5%上昇した。

 (新華網 8月20日)