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【原子力】

中広核がルーマニア原子力発電所の「最終投資家」に指定 (14/10/16)
2014/10/16
中国【原子力】

 中国の原子力発電の「走出去」(対外進出)が再び大きな成果を上げた。現地時間10月14日、ルーマニア政府の省庁間「交渉委員会」は、中広核をルーマニアCernavoda原子力発電所第3号機と第4号機事業の「最終投資家」にすることを正式発表した。中広核は10月17日に、ルーマニア国営原子力公社と同事業の建設に関してLOIに調印するとのことである。

 世界最大の原子力発電建造企業である中広核は欧州市場を「走出去」の目標市場として位置づけ、中でもルーマニアは中東欧地域において最もポテンシャルの大きい国の一つと見ている。2014年8月、ルーマニアは原子力発電事業の公開入札を執行し、10月14日、中広核が同事業の「最終投資家」になった。中広核はルーマニア国営原子力公社との交渉を年内に完了して、合弁会社の設立を目指す。

 (中国新聞網 10月16日)