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【電力】

中越共同の火力発電事業がベトナムで着工 (15/07/21)
2015/7/29
中国【電力】

 ベトナムの ヴィン・タン石炭火力発電所第1期BOT事業の起工式典がベトナムの首都ハノイで催された。ヴィン・タン石炭火力発電所はベトナムのビントゥアン省に立地し、60万kW超臨界火力発電ユニットを2基建設する。総投資額は17億5,500万ドルになる見通しであり、中国企業がベトナムに建設する最大の発電所になる。また、中国企業のベトナムにおける初のBOT電力事業でもある。同事業は南方電網が経営権を有し、中国能源建設集団広東電力設計研究院有限公司と広東火電工程有限公司のコンソーシアムがEPC契約により建設を請け負う。主要設備と補助設備は全て中国製を採用する。工期は4年、特許経営期間は25年であり、満期後はベトナム政府に無償で引き渡す。同事業への融資は中国国家開発銀行、中国銀行等からなる銀行団が提供する。2018年末に1号機が稼動し、2019年上半期にはフル稼働する見通しである。

 (中国経済日報 7月21日)