中国太陽光発電産業協会の王勃華事務局長は1月21日に北京で開かれた「太陽光発電産業 2015年の回顧と2016年の展望」シンポジウムにおいて、2015年の中国の新規太陽光発電設備は15GW、全国太陽光発電累計設備容量は約43GWに達し、ドイツを抜いて累計設備容量で世界最大になったと表明した。王勃華事務局長は次のように2015年の太陽光発電産業発展の4大特徴を挙げた。 (1) PV製造企業の収益能力が著しく増強された。規格条件にパスした企業33社の2015年の平均利益率は4.7%に達し、2014年に比べ30%以上上昇した。 (2) 製造企業の海外工場建設が大きな焦点になり、企業の「走出去」(対外進出)がスピードアップした。 (3) 生産能力の利用率が大幅に上昇した。モジュール企業40社の2015年の生産能力平均利用率は86.7%に上った。 (4) 太陽光発電所投資熱が高まった。PVモジュールメーカー上位20社のほぼ全てが下流の発電所開発業務を手掛けている。 2016年の展望については、引き続き好調が予想される。王勃華事務局長は、国内外のPV需要は旺盛であり、新技術の応用と新製品開発が加速され、PV製造のスマート化レベルが徐々に高まるとの見通しを示した。 (新華網 1月22日)
中国太陽光発電産業協会の王勃華事務局長は1月21日に北京で開かれた「太陽光発電産業 2015年の回顧と2016年の展望」シンポジウムにおいて、2015年の中国の新規太陽光発電設備は15GW、全国太陽光発電累計設備容量は約43GWに達し、ドイツを抜いて累計設備容量で世界最大になったと表明した。王勃華事務局長は次のように2015年の太陽光発電産業発展の4大特徴を挙げた。
(1) PV製造企業の収益能力が著しく増強された。規格条件にパスした企業33社の2015年の平均利益率は4.7%に達し、2014年に比べ30%以上上昇した。
(2) 製造企業の海外工場建設が大きな焦点になり、企業の「走出去」(対外進出)がスピードアップした。
(3) 生産能力の利用率が大幅に上昇した。モジュール企業40社の2015年の生産能力平均利用率は86.7%に上った。
(4) 太陽光発電所投資熱が高まった。PVモジュールメーカー上位20社のほぼ全てが下流の発電所開発業務を手掛けている。
2016年の展望については、引き続き好調が予想される。王勃華事務局長は、国内外のPV需要は旺盛であり、新技術の応用と新製品開発が加速され、PV製造のスマート化レベルが徐々に高まるとの見通しを示した。
(新華網 1月22日)