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【新エネルギー】

中国は5年後には風力発電と太陽光発電の安価な系統連系を実現 国家能源局 (16/04/22)
2016/4/22
中国【新エネルギー】

 4月20日、第10回中国新エネルギー国際サミットにおいて、国家能源局新・再生可能エネルギー司の梁志鵬司長は、新エネルギー産業の向こう5年間のロードマップを明示し、2020年には風力発電と太陽光発電の安価な系統連系を基本的に実現すると表明した。

 現在の技術的進歩及ぶ各面のコスト低下傾向に基づくと、この目標を実現には大きな問題はない。梁志鵬司長は、2020年には中国の太陽光発電規模は450〜600GWになり、2030年には1,000〜1,500GWになるとの予想を示し、2050年の規模は想像することも出来ないとしていた。

 梁志鵬司長は次のように表明した。第13次5ヵ年計画期には技術進歩とコスト引き下げの面で大きな進展を遂げる必要がある。2020年には風力発電の電力価格は1kWh当たり0.3〜0.45元に、太陽光発電は0.45〜0.68元の水準に下がる。そうなれば、風力発電は一定の環境収益を勘案した上で安価な系統連系を基本的に実現し、太陽光発電も基本的に実現することが可能になる。2025年になると、技術進歩と法規・政策体系の完備に伴い、再生可能エネルギーは全面的に化石エネルギーと競争できるようになる。

 (中国能源網 4月22日)