5月18日、習近平主席とモザンビークのフィリペ・ニュシ大統領の立会いの下で、中国石油天然ガス集団(CNPC)の王宜林董事長(会長)とモザンビーク国営石油公社(ENH)のOmar Mitha会長が《中国石油天然ガス集団とモザンビーク国営石油公社の協力枠組協定》に調印した。

　両社は従来の協力をベースに石油・天然ガス分野の実務協力をさらに推進し、石油・天然ガス以外の協力領域も広げる。「一帯一路」共同建設戦略や海上シルクロード建設において、双方の互恵とウィン・ウィン、共同発展を実現し、中国とアフリカの協力の模範として新たな貢献を果たす。

　今回の協定に基づき、両社は石油・天然ガスの探査・開発・生産や天然ガスの加工・販売分野において全面的に協力を推進する。CNPCはモザンビーク国内の石油・天然ガスの探査開発や生産等の事業に参加し、モザンビークのガス田サービス分野でも協力を推進する。CNPCの人材育成機関と施設を利用してモザンビークの石油技術及び管理の専門人材を育成する。

　CNPCは2013年よりモザンビークの海上天然ガス探査開発生産事業に参加している。また、CNPCは油田サービスやエンジニアリング分野でもモザンビークとの協力を展開している。

　（中国石油網 5月19日）