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長江三峡集団がドイツ北海沿岸の風力発電所買収の意向 (16/06/13)
2016/6/13
中国【新エネルギー】

 消息筋はロイターの取材に対し、中国長江三峡集団がドイツ北海沿岸のMeerwind洋上風力発電所を買収する意向であることを明らかにした。長江三峡集団は同発電所を保有するBlackstone社と排他的協議を進めているとのことである。買収額は約16億ユーロに上る見込みである。三峡集団は目下、風力発電とソーラー分野の海外事業を拡張している。
 
 Meerwindは北海沿岸におけるドイツ最大の風力発電所の一つであり、WindMW社に属する。Blackstone社はWindMW社の株式の80%を保有し、それ以外はドイツの風力発電開発業者Windlandが保有している。Meerwind風力発電所は2014年にHelgolandから北へ23キロの場所に完成した。設備容量は288MWに上り、36万世帯の家庭用電力を賄うことが出来る。

 消息筋によると、今回の買収案件は、投資銀行のJefferies、Bank of America Merrill Lynchoyobi及び金融コンサルティング会社のPJTがアレンジしている。

 (中国電力網 6月13日)