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中国電力企業聯合会(中電聯)の6月17日の発表によると、今年1〜5月の中国の電力需給は全体的に緩和状態が続いている。
1〜5月の電力消費の伸び率は前年同期に比べ上昇した。第三次産業と民生用電量が比較的高い伸びを維持し、一方、工業用電量も3ヵ月連続でプラスになり、軽工業用電量が重工業用を上回る状況が続いた。
1〜5月のエネルギー多消費産業の電力消費の伸び率は前年同期より下がり、うち化学原料、非金属鉱物製品、鉄鋼精錬及び非鉄金属精錬の4大エネルギー多消費産業の電力消費量は合計6,774億kWh、前年同期比の伸び率は3.6%のマイナスになり、電力消費全体に占める比率は29.7%になった。一方、非化石エネルギー発電電量は急速な増加を維持し、火力発電電量の減少幅がさらに大きくなった。水力発電設備の利用時間数は10年来の最高水準になったのに対し、火力発電設備の利用時間数は低下が続いた。新規設備の建設規模は前年同期に比べて増加し、火力発電の新規設備規模は過去最高を記録した。
業界の専門家によると、中国の電力消費量は当面、全体的に安定傾向が続くが、安定する中でも若干上昇し、ポジティブな変化の要素が絶えず積み重なっている。こうして見てくると、中国経済の構造調整と転換並びにグレードアップの効果が持続的に顕現されつつあり、しかも絶えず拡大、深化している。今年上半期の電力消費量の対前年同期比の伸び率は約2.5%になると予想される。
(中国経済新聞網 6月20日)