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【石炭】

山西省が今年2,000万トンの石炭生産能力を退出 (16/08/22)
2016/8/22
中国【石炭】

 新華社電によると、山西省煤炭庁の胡万開副庁長は「山西省は今年、2,000万トンの石炭生産能力を退出させ、2020年までに1億トン以上を退出させる」と述べた。山西省は今後、石炭生産量を10億トン以内に抑え、炭鉱数を1,078ヵ所から900ヵ所程度に減らすことになる。

 山西省煤炭庁の発表によると、今年3月末時点で全省の生産炭鉱は562ヵ所、公告年産能力は9.09億トンであったが、年間作業日数276日をもとに年産能力を見直し、1.45億トン減らした。また、最新広告によると、6月末までに閉鎖を実施した炭鉱は16ヵ所、生産能力は1,230万トン/年であった。

 胡万開副庁長は石炭の脱生産能力と減産はすでに初歩的な成果を上げていると述べた。1〜6月の山西省の石炭生産量は前年同期と比べ6,821万トン減少し、石炭企業の在庫は年初に比べ775万トン減少した。減少率はいずれも15%前後になる。

 胡万開副庁長は、科学技術のイノベーションを通した「黒い石炭のグリーン採掘と高炭素資源の低炭素発展」こそが山西省石炭産業の転換と発展の根本的な道筋になると強調する。

 (中国煤炭資源網 8月22日)