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山西省7大石炭企業の負債総額は1兆3,000億元 転換社債が「命綱」に (17/05/11)
2017/5/11
中国【石炭】

 石炭価格は昨年反騰し、多数の石炭企業は黒字化を実現したものの、石炭企業の資産負債率は依然として極めて高い。

 山西省7大石炭企業の今年3月末時点の負債総額は1兆3,086.16億元に達し、平均資産負債率は82.7%に上る。負債総額と資産負債率のいずれも昨年に比べ上昇している。

 7大企業だけでなく、石炭企業の債務規模は依然膨大である。《証券日報》の集計によると、2016年に資産負債率が60%を超えた石炭企業は11社、2016年の負債規模が2015年を上回った企業は14社になる。

 山西省は昨年末以来、転換社債によって債務圧力を緩和し、もって苦境脱却と転換を実現するよう積極的に推進している。すでに石炭企業大手6社は様々な規模の転換社債契約に調印した。

 業界関係者の見方によると、大手企業はいずれも大きな債務負担と社会的負担を負っており、転換社債は企業のレバレッジを引き下げ、債務償還圧力を緩和する上で有効である。

 (証券日報 5月11日)