1. HOME
  2. アジア 【電力】

アジア
【電力】

インドは国内で10の原子力発電所を建設する予定(17/5/18)
2017/5/18
アジア【電力】

 インドは、クリーンエネルギー発電の推進を強化するために、原子力発電の設備容量を引き上げ、10箇所の国産加圧型重水炉を開発する計画を発表した。同計画はすでにモディ首相に承認され、新規追加建設分の設備容量は7,000MWに達する。また、同国政府の試算によると、今回の計画は7,000億ルピー(約110億ドル)のビジネス規模を作り出し、3万3,000人の雇用が創出される。

 インドは現在7つの原子力発電所を運営しているが、それらは主にロシアと米国の技術で建設されたものである。今回の計画にあたって、インドは国産原子力技術の国産化(Make in India)に高い期待を寄せており、国の原子力産業を強化する狙いがある。

(The Star 2017年5月18日)