中国の国家電網公司はブラジル最大の配電企業CPFLの株式50％超を買収していたが、報道によると、さらに45％の株式を買収して、CPFLの株式のほ100％を保有することになる。
　
　国家電網公司は2020年には海外電力資産の規模を総資産の10％とし、海外事業の利益貢献率を20％超にすることを目標にしている。

　近年、ブラジルは国家電網の「走出去」（対外進出）の主要対象になっている。今年1月、国家電網はCPFLの株式54.64％を買収することに成功した。

　今回の買収が完了すると、国家電網はブラジル市場において、送電、配電、新エネルギー発電、電力小売等の事業を全面的にカバーし、中国の電力関連設備の「走出去」を促進することになる。

　（中国能源網 8月30日）