カザフスタン国営天然ガス輸送会社Kaztransgasは中国へ輸出する天然ガスを年間100億m3に増やすことで中国石油天然ガス集団(CNPC)と合意したと発表した。

　両社は先般協議を行い、2017年の両国首脳会談で調印された協力協定の具体化について討議し、中国への天然ガス輸出規模を最終的に年間100億m3に増やすことで一致した。Kaztransgasは「2019年末までにカザフスタン−中国天然ガスパイプラインのA及びBルートの輸送量を増やす」ことを決定した。

　Kaztransgasによると、両社は天然ガス輸送インフラの発展を進め、既存の天然ガスパイプラインの現代化及びグレードアップ、輸送能力の向上を促進することが必要であるとの認識で一致した。そのため、両社はコンプレッサーステーションを新規建設するとともに、Beineu-Bozoy-Shymkentパイプラインの輸送能力を大幅に拡大する計画である。

　（中国能源網 1月24日）