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【石油・天然ガス】

曹妃甸石油化学基地発展計画が河北省政府から承認 (18/04/20)
2018/4/20
中国【石油・天然ガス】

 「曹妃甸石油化学産業基地総合発展計画」が先日河北省政府から承認された。

 曹妃甸化学工業パーク管理委員会によると、曹妃甸石油化学産業基地は北京・天津・河北地区殻移転する石油化学産業の受け皿になり、産業の調整とグレードアップを促進する。製油、エチレン、芳香族炭化水素を基礎にしつつ、基礎石油化学とともにオレフィン、クリーン・エネルギー、有機原料、合成材料、化学新材料、精密化学品など、高付加価値加工を発展させる。

 2030年には、製油4,000万トン/年、エチレン400万トン/年、芳香族炭化水素550万トン/年の規模を形成して、華北地区及び環渤海地区とクリーン・エネルギー及び石油化学品のニーズを満たし、エネルギー・原材料産業基地として地域の産業と経済の発展を促進する。

 また、30万トンの原油埠頭4ヵ所、10万トン級のLNG埠頭4ヵ所、5万トンの液体化学品埠頭35ヵ所も合わせて建設し、原油取扱量を8,000万トン、LNGを2,000万トン及び液体化学品を6,000万トンとする。現時点では30万トンの原油埠頭1ヵ所と10万トン級のLNG埠頭1ヵ所が操業している。

 (中国化工報 4月20日)