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最新研究レポートによると、2017年の中国の電力グリッド企業の営業収入は急速に増加し、全国の一定規模以上の電力供給企業の資産総額は5.8兆元、前年比4.9%増加した。しかし、その一方で火力発電の収益は大幅に下がった。
中国電力企業聯合会が6月14日に発表した《中国電力産業年度発展報告2018》によると、2017年はマクロ経済の安定的好転、工業生産状況の改善、他のエネルギーから電力への転換の加速といった要因により、電力消費の比較的急速な増加が促され、電力グリッド企業の営業収入は急速に増加した。
しかし、その一方、発電用石炭価格の大幅な上昇や、市場化電力取引の規模拡大並びに価格の低下等の影響で、火力発電企業は大幅減益になり、全国の一定規模以上の火力発電企業の利益はわずか207億元に止まり、前年比83.8%もの減少になった。また、そのため発電企業は前年比32.4%の減益になった。
中国電力企業聯合会の調査によると、2017年の中国5大発電集団の営業利益は総額310億元、前年に比べ64.4%下がり、火力発電事業は132億元の赤字を計上した。火力発電事業が全体的に赤字に陥ったのは2008年以来である。
中国電力企業聯合会によると、中国は2018年も引き続き電力供給側構造改革を推進し、電力の安全運営、クリーン・エネルギー電力の受入れ、石炭火力発電企業の経営難、脆弱なクリーン発展能力、原子力発電開発の停滞といった問題を解決し、電力の市場化取引の比率を高め、電力産業の平穏、健全で持続可能な発展に努める。
(捜狐 6月15日)