- HOME
- 中国 【エネルギー全般・政治経済】
- 2019/12/6
- 中国 2019年1〜10月のPV製品輸出額が32.2%もの大幅増 (19/12/06)
- 2019/12/6
- 中国能源局が「電力網公平開放監管弁法」案を公示 電源事業への公平・無差別な系統連系を義務付け (19/12/06)
- 2019/12/5
- CNPCとシノペックが海南省LNGをめぐって戦略協力 (19/12/05)
- 2019/12/5
- ロシアから中国への石炭輸出が10年後には5500万トン突破 (19/12/05)
- 2019/12/4
- 金聯創と山東港集団が共同で山東港輸入原油CIF価格を発表 (19/12/04)
- 2019/12/4
- 中国国家電網が電力網投資に急ブレーキ 電力網の情報化建設時代が到来 (19/12/04)
- 2019/12/4
- 中国 第13次5ヵ年計画の石炭消費総量規制目標は満額を超える達成が可能 (19/12/04)
- 2019/12/4
- カラチ原子力発電所2号機がコールド試験にパス 海外初の「華龍一号」(19/12/04)
- 2019/12/3
- 中国初の天然ガスシティゲート太陽光発電事業が保定で稼動 (19/12/03)
- 2019/12/2
- 中露天然ガスPL東線が稼動 ロシア産天然ガスが正式に中国へ (19/12/02)
中国は7月28日から、銀行、証券、自動車製造、電力グリッドの建設、鉄道幹線網の建設、サービスステーションチェーン店の建設等に対する外資の参入制限を撤廃する。商務部は6月28日、《外国投資参入特別管理措置(ネガティブリスト)2018年版》を公示し、22分野を対象に新たな開放措置を発表した。
この2018年版ネガティブリストは《外国投資産業指導リスト(2017年改訂版)》の中で外国投資ネガティブリストを改訂したものである。ネガティブリストは63項目から48項目に減り、一連の重大な開放措置が打ち出された。
サービス業の大幅な開放拡大
金融分野:銀行業の外資持ち株比率に対する制限を撤廃。証券公司、基金管理公司、先物公司、生命保険公司の外資持ち株比率を51%に緩和。2021年には金融分野の全ての外資持ち株制限を撤廃。
インフラ分野:鉄道基幹路線網と電力グリッドの外資規制を撤廃。
交通運輸分野:鉄道旅客輸送公司、国際海運、国際船舶代理の外資規制を撤廃。
商業・貿易・流通分野:サービスステーション、食糧買取・卸売の外資規制を撤廃。
文化分野:インターネット接続サービスの営業禁止地点の規定を撤廃。
製造業を基本的に開放
自動車産業:専用車、新エネ車の外資持ち株比率制限を撤廃。2020年には商用車の外資持ち株比率制限を撤廃。2022年には乗用車の外資持ち株比率制限及び合弁企業を2社までとする制限を撤廃。
船舶産業:設計、製造、修理の各プロセスも含め外資規制を撤廃。
航空機産業:幹線航空機、リージョナル機、ジェネラルアビエーション機、ヘリコプター、無人機、飛行船など各種機種も含め、外資規制を撤廃
農業及びエネルギー・資源分野の参入を緩和
農業分野:小麦、トウモロコシ以外の農作物種子生産の外資規制を撤廃
エネルギー分野:希少石炭類の外資規制を撤廃
資源分野:グラファイトの採掘、レアアースの精錬分離、タングステンの精錬に対する外資規制を撤廃。
(新華社 6月28日)