8月22日の国務院常務会議は改革を深化し天然ガスの協調的で安定的な発展を促進する措置を確定した。

1. 国内生産を拡大し国際協力を安定させる多元化供給体系を構築し、パイプライン網、ガス貯蔵庫、LNGターミナル等のインフラの相互連携を強化して、需給バランスを確保し、秩序ある利用を実現する。
2. 国内の天然ガス探査開発を強化する。仕組みを刷新して種々の投資プレイヤーが開発に参画するよう奨励する。市場化方式による鉱業権の譲渡を支持する。
3. 天然ガスのピーク調整、緊急対応及び安全保障の仕組みを整える。今年冬から来年春にかけての天然ガス供給確保に向け、事前計画案に取り組む。新規増加のガスは、都市住民の生活用と大気汚染が深刻な地区における暖房用石炭分散利用の代替を優先的に保障する。「煤改気」（石炭焚き設備のガス化）については実施前にガス源を確保することを義務付け、「以気定改」（ガス供給基づきに設備のガス化を進めること）を原則として堅持する。差別化価格政策を活用してピークシフトを促進する。

　（中国石油新聞中心 8月23日）