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【石油・天然ガス】

中緬ガスパイプライン四川支線が12月開通 (18/09/12)
2018/9/12
中国【石油・天然ガス】

 四川省攀枝花市が年内にもミャンマーからの天然ガスを使用できるようになる。

 中国石油西南油気田公司によると、中国石油楚攀ガスパイプラインの本体工事は9月9日時点で188.59km、全作業量の99.21%を完了しており、12月1日に開通する見込みである。

 楚攀ガスパイプラインは中緬ガスパイプラインの雲南楚雄分岐ステーションを起点として、終点の四川省攀枝花ステーションまで約190.1kmになる。中国石油西南油気田公司が担当している。

 中国石油西南油気田公司によると、楚攀ガスパイプラインは沿線地区のエネルギー構造調整、産業の転換とグレードアップ、経済のグリーン発展をサポートし、現地の民衆の生産及び生活条件を改善する。

 中緬石油ガスパイプラインは中国の4番目の戦略エネルギールートであり、総投資額は約25.4億ドル、原油パイプライン1本と天然ガスパイプライン1本からなる。

 中緬ガスパイプラインはミャンマー西海岸のチャオピューを起点に、雲南省瑞麗から中国に入り、終点は広西自治区貴港。設計上の年間ガス輸送量120億m3、幹線の全長2,520km、うちミャンマーが793km、中国が1,727km。2010年にガスパイプラインが先に着工され、2013年7月に開通してガス輸送を開始した。

 四川省に入るパイプラインは中緬ガスパイプラインの支線の1つになり、雲南省の楚雄から発して、攀枝花、凉山へと延びている。

 (中国能源網 9月12日)