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【新エネルギー】

中国東方電気が独自開発の4.0MW陸上風力発電機の生産を開始 (18/10/24)
2018/10/24
中国【新エネルギー】

 中国東方電気集団所属の東方電気風電有限公司が独自に開発した4.0MW直接駆動式陸上風力発電機の生産が東方風電天津製造基地で開始された。この大容量、ロングブレード(72.5m、同クラスの風力発電機の中で最長)の風力発電機は「三北」(中国の西北・東北・華北地区)など中高速風速地区や海外市場で幅広く応用することが出来る。

 同風力発電機はプラットフォーム化設計を採用し、信頼性、集積度、効率が高く、スマート化を実現し、保守コストが低いなどの特長を備える。容量は事業のニーズに応じて3.3〜3.8MWに調節することができ、国際電気標準会議(IEC)の基準風速?・?の要件に適合する。

 平均風速8.5mの基準風速?エリアにおける設備の年間等価運転時間は3,643時間、平均風速7.5mの基準風速?エリアでは3,190時間に達し、優れた経済性を備える。

 昨年以降、国内外の風力発電完成機メーカーは次々と4MW以上の陸上風力発電設備を発表しており、陸上風力発電は「4.0時代」に入りつつある。

 (人民網 10月24日)