北方地区の冬入りが近づく中、天然ガス供給が大きな関心事になっている。
10月24日、国家発展改革委員会(NDRC)が開いたマクロ経済運行状況発表会において、NDRC政策研究室副主任兼報道官の孟瑋氏は、今年の中国の天然ガス需給はタイトバランス状態にあるが、当面の資源量によって民生用ガス需要を完全に賄うことは可能であると表明した。
孟瑋氏によると、2018年の供給可能な資源量は2,635億m3、昨年に比べ249億m3、10.44%増えている。各省・自治区・直轄市は通年のガス供給契約と暖房シーズンのガス供給契約の締結を全て完了し、資源の全てが各地方に配分されている。
天然ガスインフラ建設についても、今年新たに着工したガス貯蔵事業は100件近くに上り、昨年より約35億m3以上、28%多い約160億m3のガス貯蔵能力が形成される見通しである。主なガス供給企業はガス貯蔵庫のガス注入計画を基本的に完了している。パイプライン網の相互連携も前向きの進展を遂げ、「南気北送(南方から北方へのガス輸送)」のガス供給能力は大幅に上昇した。
孟瑋氏によると、NDRCと国家能源局は今後、民生用ガス需要を賄うため、次の4つの側面に重点を置いて対策に取り組む。
なお、北方の暖房用天然ガスを保証するため、中国石油天然ガス(CNPC)はガス供給を前年比33億m3増やし、中国石油化工(SINOPEC)は18億m3、中国海洋石油は49億m3増やす見通しである。うちCNPCとSINOPECが追加する50億m3のガスは全て北方地区に供給し、一方、中国海洋石油は北方地区への供給を約39億m3増やすことになる。
(中華網 10月25日)
北方地区の冬入りが近づく中、天然ガス供給が大きな関心事になっている。
10月24日、国家発展改革委員会(NDRC)が開いたマクロ経済運行状況発表会において、NDRC政策研究室副主任兼報道官の孟瑋氏は、今年の中国の天然ガス需給はタイトバランス状態にあるが、当面の資源量によって民生用ガス需要を完全に賄うことは可能であると表明した。
孟瑋氏によると、2018年の供給可能な資源量は2,635億m3、昨年に比べ249億m3、10.44%増えている。各省・自治区・直轄市は通年のガス供給契約と暖房シーズンのガス供給契約の締結を全て完了し、資源の全てが各地方に配分されている。
天然ガスインフラ建設についても、今年新たに着工したガス貯蔵事業は100件近くに上り、昨年より約35億m3以上、28%多い約160億m3のガス貯蔵能力が形成される見通しである。主なガス供給企業はガス貯蔵庫のガス注入計画を基本的に完了している。パイプライン網の相互連携も前向きの進展を遂げ、「南気北送(南方から北方へのガス輸送)」のガス供給能力は大幅に上昇した。
孟瑋氏によると、NDRCと国家能源局は今後、民生用ガス需要を賄うため、次の4つの側面に重点を置いて対策に取り組む。
なお、北方の暖房用天然ガスを保証するため、中国石油天然ガス(CNPC)はガス供給を前年比33億m3増やし、中国石油化工(SINOPEC)は18億m3、中国海洋石油は49億m3増やす見通しである。うちCNPCとSINOPECが追加する50億m3のガスは全て北方地区に供給し、一方、中国海洋石油は北方地区への供給を約39億m3増やすことになる。
(中華網 10月25日)