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中国5大発電集団の華電と大唐が合併 (18/11/02)
2018/11/2
中国【電力】

  10月31日、華電集団と大唐集団が合併し、陳飛虎氏が董事長(会長)に就任することが発表された。

 2015年の中国電力投資集団と国家核電技術公司の合併以来、エネルギー分野の中央企業(国務院国有資産監督管理委員会所轄の国有企業)の合併の波が高まり、2017年8月には国電集団と神華集団が合併した。

 これまでの中央企業の合併の風聞は徐々に現実になっている。

 華電集団と大唐集団はいずれも中国5大発電集団である。華電集団の2016年末の発電設備容量は1億4,281万kW、5大発電集団の中で第2位、総資産は7,792億元で第3位。大唐集団の2016年末の資産総額は7,063億元、発電設備容量は1億3,539万kW。両社が合併すると総資産は1.5兆元近くの規模になり、総設備容量は2億7,820万kWになる。総発電設備容量では国家能源集団(国電集団と神華集団の合併により設立)を超えることになる。

 (北極星電力会展網 11月2日)