12月9日、中国石化天然気分公司の広西天然ガスパイプラインはCNPCパイプラインの来賓ステーションとの相互連携プロジェクトによって、中国石油天然ガス(CNPC)の中緬パイプラインへ正式にガス供給を開始した。これにより、シノペックの広西パイプラインとCNPCの中緬パイプライン相互連携プロジェクトは欽州と来賓の接続ポイントでのガス供給を実現し、合計1,600万m3/日のガス供給能力を備えることになった。インフラ面のボトルネックの除去や天然ガスパイプライン網の供給最適化にとって助けになり、国の「南気北供」（南方から北方への天然ガス供給）戦略を推進する上で基礎を固めるものになる。

　中国石化天然気分公司と中国石油西南管道公司は2017年12月に相互連携プロジェクトの推進に着手し、欽州の接続ポイントは2018年5月、来賓は9月に完成し、それぞれ800万m3/日のガス供給能力を備えた。シノペック天然気分公司広西パイプラインから相互連携プロジェクトを通してCNPC中緬パイプラインに供給する天然ガスは今や1,150万m3/日に達し、現時点で欽州と来賓の接続ポイントを経由して中緬パイプラインに輸送したガスは5.4億m3になる。

　（中国石化新聞中心 12月17日）