国家発展改革委員会は12月18日、ウェブサイトで「自動車産業投資管理規定」を公布した。2019年1月10日から施行する。同規定は燃油自動車企業の新規建設を禁止し、従来型燃油自動車の生産能力を厳重に規制するとしている。同時に新規ピュアEV企業の投資事業に対する管理を厳格化し、盲目的な事業配置や低レベルの重複建設を防止する。

　事業管理の面では、外国との合弁による乗用車生産事業、新規ピュアEV生産事業及びその他の省クラス政府が許認可を行う自動車投資事業には今後許認可管理を適用せず、届出管理に改める。

　新規燃油自動車企業、既存の燃油自動車企業の省外への全体的移転など4つの類型の燃油自動車事業については建設が禁止される。また、既存の自動車企業が燃油自動車の生産能力を拡大する場合、前年度及び前々年度の自動車生産能力稼動率が業界全体の平均水準を上回っていること、前年度及び前々年度の新エネ車生産量の占める比率が業界平均水準を上回っていることなど5つの条件を満たさなければならない。

　（中国能源網 12月20日）