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中国初の100MW級溶解塩タワー型太陽熱発電所が完成 (18/12/28)
2018/12/28
中国【新エネルギー】

 中国初の100MW級溶解塩タワー型太陽熱発電所になる「首航節能敦煌100MW溶解塩タワー型太陽熱発電所」が12月27日、甘粛省敦煌市に完成した。各種調整試験作業を完了して、すでに系統連系の条件を備えている。同太陽熱発電所は中国で最も規模が大きく、集熱タワーが最も高く、24時間連続発電が可能な溶解塩タワー型太陽熱発電所である。

 発電所の敷地は7.8平方キロ、1.2万枚余りのヘリオスタットが260メートルのタワーを同心円状に取り巻いている。ミラーフィールドの総面積は140万m3以上になり、年間発電電力量は3.9億kWhに達する。年間35万トンのCO2を削減し3〜4億元の経済収益を生む。

 太陽熱発電所は太陽光発電に比べると連続安定出力の特長を備え、ベースロード電源のポテンシャルを備える新興エネルギー応用技術として期待されている。

 (経済日報 12月28日)