1月29日、中国海洋石油有限公司は英国北海中部海域のGlengorm構造の探査で新たな発見を行ったと発表した。
中国海洋石油がGlengorm構造で発見した場所はP2215契約鉱区の水深約86メートル地点。深度5,056メートルまで掘削して、37.6メートルのガス層とガスガスコンデンセート層を掘り当てた。
P2215契約鉱区のオペレーターは中国海洋石油の全額出資子会社であるCNOOC Petroleum Europe Limitedであり、50%の権益を有する。また、トタル傘下のTotal E&P UK North Sea Limitedが25%、Edison Esplorazione e Produzione SpAの全額出資子会社Euroilが25%の権益を有する。
トタルの発表によると、今回発見されたガス田の可採資源量は巨大であり、2.5億BOE(石油換算バレル)に達すると見込まれる。
近年、中国の石油ガス輸入量は持続的に上昇しているが、国内の高品位の油ガス田の生産量は徐々に減少しており、中国の石油企業が国際化を加速することは必然の流れになっている。
今回の発見は、中国海洋石油にとって重大な資源獲得であるのみならず、中国石油企業が国際業務を広げる上でも重大なブレークスルーになる。
(中国能源網 2月1日)
1月29日、中国海洋石油有限公司は英国北海中部海域のGlengorm構造の探査で新たな発見を行ったと発表した。
中国海洋石油がGlengorm構造で発見した場所はP2215契約鉱区の水深約86メートル地点。深度5,056メートルまで掘削して、37.6メートルのガス層とガスガスコンデンセート層を掘り当てた。
P2215契約鉱区のオペレーターは中国海洋石油の全額出資子会社であるCNOOC Petroleum Europe Limitedであり、50%の権益を有する。また、トタル傘下のTotal E&P UK North Sea Limitedが25%、Edison Esplorazione e Produzione SpAの全額出資子会社Euroilが25%の権益を有する。
トタルの発表によると、今回発見されたガス田の可採資源量は巨大であり、2.5億BOE(石油換算バレル)に達すると見込まれる。
近年、中国の石油ガス輸入量は持続的に上昇しているが、国内の高品位の油ガス田の生産量は徐々に減少しており、中国の石油企業が国際化を加速することは必然の流れになっている。
今回の発見は、中国海洋石油にとって重大な資源獲得であるのみならず、中国石油企業が国際業務を広げる上でも重大なブレークスルーになる。
(中国能源網 2月1日)