スプートニクニュース2月26日付報道によると、ロシア天然ガス会社Gazpromは「ロシア投資デー」前夜に発表したプロモーション資料の中で、2035年までに同社の対中天然ガス輸出額が中国のガス輸入のシェア25%以上を占めるようにすると表明した。
同資料は「中国の天然ガス需要は2035年までに2倍以上に増えるが、非在来型天然ガス資源開発の先行きは不透明であり、巨大な天然ガス輸入市場が開かれている」としている。
また、「シベリアの力」ガスパイプラインは2025年までに設計上の輸送能力に達し、年間380億m3の天然ガスを輸送できるようになる」。Gazpromによると、2月20日時点で「シベリアの力」ガスパイプラインの建設工事は99%以上完了している。
2月中旬にはGazpromのミレル社長は、Gazpromが2019年12月1日までに「シベリアの力」ガスパイプラインから中国への天然ガス供給を開始すると表明していた。
Gazpromは2014年5月、中国石油天然ガス集団(CNPC)と東線からの中国へのガス供給で合意した。契約期限は30年、毎年380億m3の天然ガスを中国へ輸送する見通しである。
(観察者網 2月26日)
スプートニクニュース2月26日付報道によると、ロシア天然ガス会社Gazpromは「ロシア投資デー」前夜に発表したプロモーション資料の中で、2035年までに同社の対中天然ガス輸出額が中国のガス輸入のシェア25%以上を占めるようにすると表明した。
同資料は「中国の天然ガス需要は2035年までに2倍以上に増えるが、非在来型天然ガス資源開発の先行きは不透明であり、巨大な天然ガス輸入市場が開かれている」としている。
また、「シベリアの力」ガスパイプラインは2025年までに設計上の輸送能力に達し、年間380億m3の天然ガスを輸送できるようになる」。Gazpromによると、2月20日時点で「シベリアの力」ガスパイプラインの建設工事は99%以上完了している。
2月中旬にはGazpromのミレル社長は、Gazpromが2019年12月1日までに「シベリアの力」ガスパイプラインから中国への天然ガス供給を開始すると表明していた。
Gazpromは2014年5月、中国石油天然ガス集団(CNPC)と東線からの中国へのガス供給で合意した。契約期限は30年、毎年380億m3の天然ガスを中国へ輸送する見通しである。
(観察者網 2月26日)