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【新エネルギー】

海南省が2030年から燃油車販売禁止へ (19/03/06)
2019/3/6
中国【新エネルギー】

 3月5日、海南省政府は「海南省クリーン・エネルギー自動車発展計画」を発表し、2030年から燃油車の販売を全面的に禁止することを打ち出した。省レベルで燃油車販売禁止のタイムスケジュールを提示するのは海南省が初めてになる。

 「海南省クリーン・エネルギー自動車発展計画」は、2030年の「グリーンスマートモビリティ新海南」の全体目標実現に向け、2020年、2025年及び2030年の3つの段階的目標を提示している。

  • 2020年:公共サービス領域でクリーン・エネルギー化を実現する。
  • 2025年:社会運営領域でクリーン・エネルギー化を実現する。
  • 2030年:自家用車領域で車両の増加を厳重に規制し、既存車の更新を主軸にして、省全体のクリーン・エネルギー化で国際ベンチマーク水準に到達する。

 計画は自家用車の総量規制を実施し、拘束と誘導を並行して進めることで、新車と既存車のクリーン・エネルギー化を推進するとしており、2030年には自家用車の新規購入と買い替えで新エネ車の比率を100%にする。

 今回の計画で最も注目される燃油車販売禁止のタイムスケジュールについて、計画は2025年までにタイムスケジュールの検討作業を開始し、2030年から全省で燃油車の販売を全面的に禁止するとしている。

 (毎日経済新聞網 3月6日)