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【石油・天然ガス】

CNPCがミャンマー石油製品小売市場に参入 (19/04/12)
2019/4/12
中国【石油・天然ガス】

 3月30日、中国石油国際事業シンガポール公司はミャンマーで「SPCサービスステーション」を開業した。中国石油天然ガス集団(CNPC)が初めてミャンマー石油製品市場に参入したことになる。また、ミャンマーにとっては初の海外ブランドのサービスステーションになる。

 ミャンマーの投資規定によると、外資企業はサービスステーションを単独で経営することは出来ない。今回開業したサービスステーションは中国石油国際事業シンガポール公司所属のシンガポール石油有限公司(SPC)とミャンマーのShwe Taung  Energyの合弁であり、石油製品はSPCが供給する。サービスステーションは敷地面積750平米、ヤンゴンの中心繁華街に立地する。

 中国石油国際事業公司は近年、ミャンマー市場の開拓で成果を上げており、ミャンマーへの石油製品販売量は年間100万トン強を維持している。2018年9月にはヤンゴンで合弁石油タンクの操業を開始した。2018年4月には、CNPC石油製品の西南陸上輸出ルートを開き、初めて陸上からミャンマーへ石油製品を輸出した。同10月には陸上からのミャンマーへの石油製品輸出が1万トンを突破し、ミャンマー北部への陸上石油製品輸出ルートの恒常化と大規模化を実現した。

 中国石油国際事業シンガポール公司は引き続き国際事業公司の戦略配置に基づき、「市場開拓」プロジェクトの貫徹に取り組む。様々な形式によりミャンマーのサービスステーションネットワークを開発し、小売インフラの基盤を固め、ミャンマーにおける市場シェアの拡大を図る。ヤンゴンに続き、サガイン、マンダレー、ネピドーでもSPCサービスステーションが間もなく相次いでお目見えすることになる。

 (中国石油新聞中心 4月12日)