国家発展改革委員会(NDRC)ウェブサイトによると、6月3日、外資司の関係幹部は国家能源投資集団主催の米中ウエストバージニアシェールガス事業座談会に出席し、米国ウエストバージニア州の訪中代表団とシェールガス事業協力やリスク防止等の問題について意見交換した。

　ウエストバージニア州はMarcellusシェールガス鉱区の西南部にあり、州内のシェールガス確認埋蔵量は19兆2,260ft3(約5,444億m3）、米国のシェールガス総埋蔵量の11％を占める。ウエストバージニア州のシェールガス産業は2011年から急速に発展し、生産量は年々上昇している。州内の消費が限られるため、ウエストバージニア州の天然ガスは主に州外に販売されている。

　ウエストバージニア州と山西省は同じ資源型経済体として友好州になっている。ウエストバージニア大学と神華集団は共同で中米クリーン・エネルギー研究センターを開設し、交流を続けている。

　2017年11月、トランプ大統領が訪中した際、中国国家能源集団とウエストバージニア州は戦略協力でMOUに調印し、837億ドル投じてシェールガス全産業チェーン開発実証事業の展開を約定していた。

　（中国能源網 6月10日）