中国石化天然気分公司の「川気東送」パイプライン上海ガス輸送ステーションが上海洋山港LNGターミナルからガス受け入れを開始した。1日のガス輸送量は約150万m3、「川気東送」パイプラインは初めて陸海2つのガス源からの供給を実現した。

　「川気東送」パイプラインのガス源はこれまで中国石油化工(SINOPEC)の普光ガス田、涪陵シェールガス田や元壩ガス田など陸上ガス田が主であったが、今回、上海市天然気管網有限公司を通して洋山港からのLNG受入を実現した。主に長江デルタ地区のガス需要を賄い、当該地域における天然ガス戦略的相互保障及び緊急保障の能力をより一層高める。

　（人民網 6月18日）