国家発展改革委員会と河北省人民政府は「張家口首都水源育成機能区と生態環境支援区建設計画（2019−2030年）」を通達し、張家口の水素エネルギー実証区の速やかな建設を推進するなどして再生可能エネルギー産業を強化すると表明した。具体的には、張家口再生可能エネルギー実証区の建設と低炭素冬季オリンピックの創出を契機として、再生可能エネルギーの大規模な開発と利用能力を不断にグレードアップし、開発・輸送・貯蔵・利用等の設備生産能力も合わせて発展を進め、整ったチェーン、鮮明な特色のグリーンエネルギー産業体系を徐々に形成する。

　水素エネルギー産業については、張家口の水素エネルギー実証区の速やかな建設を推進し、政策・産業・サービスの3大水素エネルギーエコシステムを速やかに構築する。ゼロカーボン水素製造基地、インフラネットワークの保障、設備産業エコシステムの育成、キー・コアテクノロジーの攻略、イノベーション体系エンパワメントの向上、水素エネルギー都市の創造、都市ネームカードの宣伝と普及といったプロジェクトを実施する。また、燃料電池車の試験的普及を進め、水素補給ステーションを建設し、国内一流の水素エネルギー産業生態圏、水素エネルギー産業イノベーション研究開発プラットフォーム、燃料電池車及び水素エネルギー研究院、水素エネルギー公共検査サービスプラットフォームを創出する。

　（中国能源網 8月7日）